【2020年最新】新規アカウントに対する真贋調査とその対策まとめ

こんにちは
超2流エリートせどらー
ベンティ樋口です。
アカウント停止さらにはアカウントの削除になるため
皆に恐れられているアマゾンの真贋調査について
多くのせどらーがその実態に関心があるかと思います。
一方でこれまで真贋調査を受けたことないせどらーや
経験の少ない初心者せどらーであれば
「いつか自分にも来るのでは?」と不安を感じると思います。
そこで今回は謎も多いアマゾンの真贋調査について
ネットでの噂の真偽も含めて記事にしていきたいと思います。
真贋調査とは
「真贋」とは「本物と偽物」という意味です。
アマゾンにおける真贋調査とは、あなたが扱っている商品に
本物(正規品)ではないと疑われるものがあった場合に
それが本物ものかどうか確かめる調査を指します。
真贋調査はなぜ行われている?
そもそもなぜアマゾンがセラーに対して真贋調査を行うのか
ご存知でしょうか。この点を理解することが、まず真贋調査を
対策する上での大事な一歩だと思います。
真贋調査を行われる主な理由はアカウントが閉鎖されようが
お構いなしの悪質なセラーを締め出すためです。
せどり初心者の方はあまり知らないと思いますが
Amazonでは詐欺出品や偽物販売等を堂々と行うセラーが実在します。
特に人気商品や高額なブランド品に多く発生しており
Amazon側もその対応に追われています。
売られている商品が偽物だらけになればAmazon自体の
信頼が揺らぐためアマゾンも必死です。
これらの悪質なセラーをAmazonから締め出すために
行っている1つの取組みが真贋調査となります。
繰り返しますが、目的は悪質なセラーを締め出すことです。
アマゾンの規定に従ってきちんと販売しているセラーや
新規出品者を狙って締め出すことを目的とはしていません。
新規アカウントは狙われてる?
新規アカウントを狙っているというのは誤りです。
新規アカウントだけ狙っても、悪質セラーを効率的に
退場させられないですから。
アマゾンが警戒しているのは
偽物が多発している商品を扱っている新規アカウント
もしくはパフォーマンスが悪い(顧客の評価が低い等)
アカウントだと思われます。
これらは相対的に悪質セラーである可能性が高いからです。
真贋調査については色々な憶測が飛び交ってますが、
新規アカウントだけを警戒していても
上悪質セラーを効率的に退場させることはできません。
悪質セラーは高価な人気商品やブランドに群がります。
過去にも任天堂のSwichに対してかなり安い価格で
次から次への出品をしかけてくる怪しい新規アカウント
(英語名で評価数ゼロ)が多数存在しました。
このように偽物(詐欺出品)が多発している商品を
新規アカウント販売した場合には悪質セラーと同様と
みなされて、真贋調査を受ける可能性があると考えられます。
真贋調査を受けないために
では具体的にどのように対策ですが、大前提として
Amazonの規約に沿った販売をしていれば問題ありません。
ここでは、絶対に見ておくべき以下の2つのガイドラインを
紹介しますので、必ず目を通してください。
①Amazon偽造品の取り組み
こちらの規約には、以下のようなことが記載されております。
大事なことを赤字にしましたが(ほぼ赤くなりました(笑))
真贋調査を受けなために理解・遵守する必要があります。
偽物等を販売したら、アカウントを閉鎖する!ときちんと書かれております。
「正規品のみを仕入れ、販売し、出荷することは各出品者および仕入先の責任です。禁止商品には、密輸、偽造品、海賊版、違法に複製、コピー、製造された商品またはコンテンツ、および第三者の知的所有権を侵害する商品が含まれます。正規品でない商品を販売した場合、Amazonはただちに出品用アカウント(および関連のアカウント)を一時停止または閉鎖し、出品者の費用負担でフルフィルメントセンターにある正規品でない在庫を廃棄する場合があります。
さらに、購入者が注文した商品の正規品を受領したことが確認できるまで、Amazonは出品者に売上金を支払いません。Amazon は、出品用アカウントが正規品でない商品を販売するために使用されている、詐欺またはその他の違法行為に使用されていると判断した場合は、支払いを留保することがあります。」
こちらにも様々なポリシーが掲載されているのですが
例えば、出品者の禁止活動および行為、ならびに順守事項には
以下のことが記載されています。
「出品者は、法外な受注手数料および送料を設定することはできないことや
Amazonは、その裁量により、出品者が手数料や送料を意図的に操作するなど購入者の誤解を招くもしくは購入者から苦情を受けるまたはそのおそれのある設定をしていると判断した場合、出品資格の停止その他 Amazonが適切と考える措置を講じることがあります。」
また、禁止されている商品広告・宣伝文言の「疾病に関する禁止された商品広告・宣伝」には以下のようなことが記載されております。
「日本において医薬品または医療機器として承認を受けていないにもかかわらず、医薬品的な効能効果を標ぼう(人または動物の疾病の診断、治療または予防を目的とする表現)する商品をAmazonで販売することは禁止されています。」
真贋調査を受けないためには、上記のガイドラインを
必ず遵守しましょう。これらを守らなかった場合、
真贋調査が来る可能性が高いです。
また、ガイドラインを遵守した上で、
偽物が出回っているものや商品のレビューで偽物との評価がある
商品を取り扱わないことも大事です。
万が一、あなたの取り扱っている商品の中で
偽物が出回ったり、真贋調査を受けたセラーがいる場合は
すぐに出品をとりやめて該当のSKUを削除すると安心です。
なお、真贋調査は、①お客様からの苦情から発生する場合や
②あなたが気づかずに偽物を販売してしまった場合にも生じます。
①は、お客様からの「商品が偽物かも知れない」とか
「新品と記載しながら中古を販売してた」との報告がある場合です。
②では、海外から輸入したブランド品が実は偽物で
あなたがそれに気が付かずに販売してしまっている場合です。
このような事態にならないためにも
販売商品については正規品であることに責任をもち
販売していくことが大事になります。
真贋調査を受けたら
きちんとガイドラインを遵守し注意していても
調査が絶対こないとは言えません。
では、真贋調査の連絡が来た場合はどうするかですが
まずはAmazonからの連絡事項をしっかり読み、
今回の調査を受けた趣旨を理解すること重要です。
真贋調査が来たからにはあなたの出品商品等に
なんらかの不備(疑い)があったはずです。
基本的に悪質ではなければ出品停止に留まり
すぐにアカウント停止はないと考えられますが
2度と起こさないように改善計画書の提出を求められます。
その改善計画書では仕入れた商品が正規品である事を
客観的に審査部門へ証明する必要があります。
なお、Amazonに対して提出する改善計画書に書くべき内容は以下です。
- 今回発生した根本原因(問題)についての詳細な説明
- 問題を解決するために出品者様が行ったアクションの詳細な説明
- 今後同様の事象が発生しないようにとったアクションの詳細な説明
(例えば、信頼出来る仕入れ先をどのように今後選定して仕入れ販売をしていくか等)
ポイントは、誰が見ても判断出来る様に
具体的に記載し、今後どのような手順や確認方法で体制を整え
同じ問題が起こらないように予防していくかを詳細に書くことです。
真贋調査に限らず、Amazon側の担当者は何も知らないという
スタンスでいます。また、アカウント停止を行った担当者と
改善計画書を読む担当者は別であり、提出のたびに別担当者となる
可能性も高いです。
改善計画書はamazonの理解が得られるまで
何度も提出する必要性があるため1回ダメだと言われたくらい
でひるまないでください。
なお、改善計画書のほかに提出する書類としては以下があります。
こちらも極力揃えて対応する必要があります。
①仕入れ先から発行された、発行日から 365 日以内の請求書、領収書、契約書、配送注文書、または販売許可書の写し。記載されている商品数が出品者様の在庫と一致している必要があります。
② 出品者がブランド所有者でない場合、販売許可書と、供給プロセスが有効であることを証明する書類一式 (販売許可書を含む)。
③ 出品者様がブランド所有者である場合、ブランド登録証明書のコピーと、事業者免許または個人の身分証明書のコピー。
④仕入れ先の連絡先情報(名前、電話番号、住所、Eメール、ウェブサイトを含む)。
まとめ
真贋調査はアマゾンのガイドラインに沿った対応を
していけば、過度に恐れる必要はありません。
逆にせどりを進める中で、真贋調査のため過度に保守的になるほうが
あなたにとってデメリットとなります。
真贋調査も乗り越えればよい経験となります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。